Vol.13
リアル人生学校 宝くじ編
…ギリシャ破綻です。わが家も破綻です(笑)
マイサン(7歳チョコワ好き)が、こうのたまう。
”父ちゃん、父ちゃん、俺、宝くじっていうやつをやってみたいよ!!”
ので、
”よし!いいだろう!!宝くじで一攫千金ほど、楽で素晴らしい人生はないからな!!
よし!父ちゃんも一緒に、お前の夢を追うことにしよう!!”
”わーい。さすが、父ちゃん!!じゃあ、さっそく買いにいこう!!”
”いや、まて!焦るな、まずは、練習からだ!!”
と、まずは家で宝くじシュミレーションを始めることにする。
”いいか、マイサンよ、まずは、この紙に父ちゃんが、5ケタの数字を書く。
その数字が何か、予想して当ててみろ。一回、10円な。外れたら、この10円は父ちゃんのものになる”
必死にトライするマイサン。
何度も挑戦し、
100円、200円と、
風のように消えてゆくマイサンのおこずかい。
そして、マイサン、一文無しに・・・
写真は、消費者生活センターに、うちに、詐欺師のような父親がいるんですけど、と、
相談するマイサン(笑)
訴訟を起こされたくないので、しぶしぶ、返金。
しかし、
宝くじなんて、あたりゃーしないよ、
儲かるのは銀行だけなんだよん。
そんな、リアル人生学校 宝くじ編(笑)
わかってくれたかな?
そんな生活のなか、イオンに行ってきて、
きょえーーー、フードコート激込みだねーー!!!!
もう、殺気すら感じるねーーー(笑)
と思いながら、牛丼すき家250円を、うーむ、250円。
うーむ、250円・・・ギリシャ破綻だ、250円・・・と、
関係あるような、ないようなことを、念仏のように唱えながら、
家族揃って楽しく食事。
とにもかくにも、マイサンよ、食べながらしゃべっちゃいけないよ(笑)
食事といえば、これは、マイサンと、マイ母親が昼飯をとる風景。
時は流れ、何か大きなものにゆだねられているような感じがして、
少しめまいに近いものを感じた。
色々ありますが、とりあえず、我が家には幸せの空気が流れているようです。
その隣の部屋では、マイフェアレディ(新妻)と壮絶な夫婦喧嘩をしていたりもするんだけど(笑)
ふたりは、いったい、どんな会話をしているのだろう(笑)
そして昼さがり、
ラジオ人生相談を聞いていたら、こんな相談が。
”子供が嫌いなんです。夫は求めているのですが、わたしは子供を生みたくないのです。
それが、原因で夫とはもう離婚しそうなんです。
そうです、めんです、あるきめんです。”
それに対し、出産は女性の義務だとか、子供はかわいいよ、とか、上から目線の旧態依然の返答しかできない回答者。
思わず、怒髪天。
出産、いやだよねえ。
その気持ち、よくわかる。
僕も子供が出来たと聞いた時は、あまりのショックで、ひざはガクガク震え、やめていた煙草を急にチェーンスモークに2,3本まとめて吸出し、
そうかと思えば、同時に冷蔵庫の扉をおもむろに開け、アルコール度数96度のウオッカをラッパ飲みするなど、
挙動不審炸裂な感じで、最大マックスで脳みそをラリパッパにして、
ようやく言えた言葉が、”ほ、ほんと?”(笑)
そんなだから、よく、ドラマとかで、
”ねえ、あなた、わたし、赤ちゃんできたみたい”
”えーー!!!サイコーー!!!サイコーーーだよ!!!生まれてくれてありがとーーー!!!”
みたいな人間がこの世にいるとは、とうてい信じることができない。
本当に実在するのでしょうか?(笑)
しかも、僕、いまだに子供苦手なんですよね。
自分の子供だって、めんどうくさくなる時があるのに、ましてや、他の子供の面倒くささときたら!!(笑)
最近はよく、人様の子供がうちに、ドヤドヤっと遊びに来るんですけど、
その時の僕の面倒くさそうなオーラは、間違いなくキッズたちに、伝わっているようで、
”お前の父ちゃん、嫌なやつだよな!!”
と影で、自分の子供がいじめられやしないかと、ずっと、ドキドキしています(笑)
※そんな僕が、年がら年中、家族写真、ファミリーフォト、子供の写真を撮っているという矛盾は無視しましょう!!!(笑)世の中というのは、そういうもんです!キッパリ(笑)
でも、そんな僕だからこそ、ひとつお願いしたいことが。
それは、
そんな、あなただからこそ、一緒に子供を生んでくれないか?
きゃーーー(笑)
この恐るべき誤解されそうな言葉(笑)
でも、真意はこう。
子供を生む、育てるという行為は、決して楽なことじゃない。
むしろ、地獄といってよいだろう!!! ヘルといってよいだろう!!!(笑)
しかし!だからこそ、その地獄を、共有して欲しい。
だって、僕だけが地獄を見るなんて、不公平じゃないか!!!(笑)
という、理不尽な理由で、子供が嫌いという人にこそ、是非、積極的に、道連れになっていただきたいのです。
はい。
でも、あれですよね。
言葉は悪いですが、地獄を走り抜けた後の爽快感は最高ですよね。
そんな意味で、
僕の写真は、そんな苦しみを抜けて、走りきった人々への、
尊敬と賞賛を贈るために、あるのです。
子供も大事ですが、
親も大事、大事。
皆さん、尊敬されるべき人々だと思うのです。
はい。
2012-3-19
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